イプシロン・デルタ論法は先人の知恵の結晶です。
この講演に
おいては、まず始めに「イプシロン・デルタ論法がなぜ必要なのか」
ということを説明します。
次に、「学生がよくする間違い、不安な部分、私が悩みに悩んだ部分」の具体例
を数多くあげ、
一学生の立場から「こういうところをもう少し丁寧に講義してほ
しい」ということを述べます。
また、これによって、
イプシロン・デルタ論法の理解を困難にし
ている原因が、
論理面だけではなく心理的な部分に非常に大きいということを話
したいと思います。
そして最後に、英語と日本語の文章構造の違いが、
イプシロン・デルタ論法
を必要以上に難しくしている感があることを強調します。